歩く瞑想を行いました！

午前中は梅雨空で小雨がパラついていた流山おおたかの森ですが、

体力向上プログラムの時間に雨があがったので、近くの公園まで出かけ、

園内のお散歩コースを「歩く瞑想」で周回しました。

 

5/19のブログで「マインドフルネス」について紹介しましたが、

「歩く瞑想」もマインドフルネスのプログラムの一つとなります。

 

通勤や買い物などで外出している時、歩いていることを意識できていますか？

不思議な質問に聞こえるかもしれませんが、

おそらくほとんどの方は、歩くことを意識されていないと思います。

それは、「オートパイロットモード（自動操縦モード）」で歩いているからです。

会話を楽しみながら、スマホを見ながら、飲み物を飲みながら歩くことが出来るのは、

人間が進化の結果に獲得した能力のおかげとも言えるでしょう。

 

とっても便利なオートパイロットモードですが、この状態にある時、

人は不幸を感じやすい傾向があるという研究結果が出ています。

また、オートパイロットモードの時は「心ここにあらず」の状態になりやすく、

いま、ここで行っていることに意識を向けにくい（集中していない）状態となりがちです。

そうすると、雑念や妄想などが浮かびやすくなり、

「考え（考えること）」に感情や行動が支配されやすい状態となります。

 

考えることが「今ここ」に向き合うことを妨げてしまうので、

「今ここ」の自分に注意深く意識を向け、観察を続け、考えることから離れてみましょう。

先々を考えすぎてしまいがちな脳を少し休めることができ、不安も現れにくくなります。

 

「歩く瞑想」は足の運び方や、足の裏が地面との圧力から離れる感覚、接地する感覚に、

意識を向けることによって、歩くことにひたすら集中します。

聞こえてくる音や、見えている視界も少し変わってくるような感じがするので不思議です。

今日の参加者からは「歩くだけなのに意外と疲れた」という感想もありましたが、

Pintoのプログラムは、脳を少し休めたり、不安を現れにくくするなど、

普段の生活では味わえないような体験もすることができます。

 

明後日（6/11）の土曜日もPintoは開所しております。

見学をご希望される方は遠慮なくご連絡ください！

お待ちしております！

 

04-7178-3015（平日・土曜の8：30～17：30）