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こんな作業訓練もあります(ミサンガ編)

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作業訓練のプログラムではピッキング、仕分け、データ入力など、 いわゆる事務作業の訓練がありますが、 制作作業(もの作り)を選ぶこともできます。   例えば・・・ ・切り絵 ・ペーパークラフト作成 ・ミサンガ作成 ・ビーズコースター作成 ・アイロンビーズによるコースター作成 ・季節のイベントで使用する事業所内の装飾作成 などなど・・・   作成したミサンガを模擬会社(ぴんとカンパニー)で販売したりしてきましたが、 商品開発を考えるのはスタッフだけではありません。 自分で考えた案を商品化するという、難易度の高い作業にも挑戦しています。   そうすると、ただ指示されたとおりに作成するのではなく、 「こうしたらどうかな?」「こんなのもあり?」「ひとまず作ってみよう!」 といった遊び心が生まれやすくなります。   今回、 PC のプログラムで使う USB メモリーに取り付けるアクセサリーが欲しくて、 小さなミサンガの作成をある利用者さんに依頼したところ、 こんな素敵なミサンガを作ってくれました!(しかも数時間で!!)     スゴイと思いませんか!? 商品化についてはまだわかりませんが・・・ 遊び心も取り入れながらモノ作りができて、実践的に学べる楽しい環境です。 素敵な作成物がありましたら、また紹介しますね!   気になる方は、プログラムを行っている様子を見学することも可能です。 見学をご希望される方は遠慮なくご連絡ください! お待ちしております!   TEL : 04-7178-3015 (平日・土曜の 8 : 30 ~ 17 : 30 )

マインドフルネスについて

 心理教育プログラムでは、いろいろなストレスケアの方法を紹介していますが、 その中のひとつ「マインドフルネス」をとりあげたいと思います。   マインドフルネスとは、どのような姿勢で生きていくかという生き方のスタンスを指します。 「今この瞬間の体験に注意を向け、評価をせず、とらわれのない状態で観ること」が、 マインドフルネスな状態となります。 身体や認知(考え方、受けとめ方)に働きかけるストレスケアとは異なるので、 「観察する」「ありのままを感じる」だけでよいのか、と戸惑う方もいらっしゃいますが、 何回か繰り返していくと、気持ちが落ち着くことを実感できます。   Pinto では「食べる瞑想」「呼吸瞑想」をプログラムの中で行っています。 昨日( 5/18 )に Pinto の twitter でもご紹介しましたが、 受講された方には「飴ちゃん(にじいろのアメ)を食べる」という行為から、 マインドフルネスを体験していただきました。 https://twitter.com/Pinto49197898/status/1526817629343989760 仮に、あなたが初めて日本を訪れた外国の旅行者だとします。 初めて見る食べ物は五感をフル稼働して、安全に食べられるものか確認してから、 恐る恐る口へ運ぶのではないでしょうか。 どんなにおいがするのか、硬さはどのくらいか、どんな味に近いのか・・・ たくさんの情報を得ようとすると思います。 そんな一連の行為も、マインドフルネスな状態となります。   「この瞬間の体験に注意を向ける」という行為は特別なことではなく、 普段の生活の中でも行なえることに、気が付いてもらえると思います。 プログラムでは脳科学の話なども交えながら、わかりやすくご紹介します。 気に入ってもらえたら、ぜひ日常生活で実践を続けてみてほしいです。   明後日( 5/21 )の土曜日も Pinto は開所しております。 見学をご希望される方は遠慮なくご連絡ください! お待ちしております!  

流山おおたかの森情報

Pinto の最寄り駅となる「流山おおたかの森」駅周辺はとても賑わっています。 「流山おおたかの森S・C」は相変わらず人気が高いですが、 4月に「 COTOE 流山おおたかの森」と「スパメッツァおおたか」がオープンし、 さらに高い注目を集めています。 遠出しなくても十分に楽しめる環境なのに、 まだまだ発展途上というところが魅力的ですね。   今週末には 2 日続けて流山市が紹介される予定だとか。 5 月 14 日(土)「めざましどようび」 5 月 15 日(日)「シューイチ」   流山市は平成22年度から「母になるなら、流山市。」のキャッチコピーを使って、 首都圏駅でプロモーションを行っていたそうですが、 流山市に転入された子育て世代の約5割は、 事前にこのプロモーションを知っているという結果もあるそうです。 家族連れがとても多いのも納得ですね。   そんな生活しやすい環境に Pinto はありますので、 毎日の通所後のアフターも飽きさせません! 行き返りの楽しみもたくさんあると思います。 ショッピング、映画、グルメ、スーパー銭湯などでリフレッシュするもよし。 いろいろな新しいものに触れるのもよい刺激になりますよね。   明日( 5/14 )の土曜日も Pinto は開所しております。 見学をご希望される方は遠慮なくご連絡ください! お待ちしております!

サポーティブに関わるために

ウクライナ情勢は緊迫した状況が続き、連日の報道に胸を痛めるばかりです。 どうか一日も早く、ウクライナに平穏な日々が戻りますように。   情報をコントロールしている大人でもストレスを感じますが、 国際情勢をまだ理解できない子供がフリーストレスかというと、そうではありません。 子どもたちも「大変なことが起きている」ことに気づいていて、 言い知れぬ不安や恐怖を抱いている可能性があります。   そのような状況では、子供の周りにいる大人が、 子供に合わせたコミュニケーションをとることが必要だと指摘しています。 日本公認心理師協会と日本臨床心理士会が協力し、セーブ・ザ・チルドレンの HP に 「子どもと戦争について話すときの 5 つのポイント」が紹介されています。 https://www.savechildren.or.jp/scjcms/sc_activity.php?d=3849   また、 HP では子供への対応について紹介されていますが、 対象を大人に置き換えて読み解くこともできます。   ・相手が何を考え、何を見聞きしたのかに耳を傾ける時間をもつ ・相手が知っていることや感じていることを話したり、質問したりする時間を作る ・話をするときは(自分が)落ち着くこと ・相手が批判されたと感じるようなコミュニケーションは控える ・相手が(自分の)心配を否定されたと感じるようなコミュニケーションは控える ・率直に話す機会をもつことは安心感や安全感を生み出す   相手と対等で、誠実に相手を尊重する姿勢をもってコミュニケーションをとるのは、 アサーションに通じる部分がありますね。 そんなことを知っておくと、声掛けをするハードルは少し下がるかもしれません。 サポーティブに関わることは、特別難しいことではないのです。 不安が大きくなる状況だからこそ、お互いの不安に耳を傾け、 少しでも心の安寧を図りましょう。 (一番簡単なストレスケアの「呼吸法」で身体にも働きかけましょう)   明日( 5/7 )の土曜日も Pinto は開所しております。 見学をご希望される方は遠慮なくご連絡ください! お待ちしております!