サポーティブに関わるために
ウクライナ情勢は緊迫した状況が続き、連日の報道に胸を痛めるばかりです。
どうか一日も早く、ウクライナに平穏な日々が戻りますように。
情報をコントロールしている大人でもストレスを感じますが、
国際情勢をまだ理解できない子供がフリーストレスかというと、そうではありません。
子どもたちも「大変なことが起きている」ことに気づいていて、
言い知れぬ不安や恐怖を抱いている可能性があります。
そのような状況では、子供の周りにいる大人が、
子供に合わせたコミュニケーションをとることが必要だと指摘しています。
日本公認心理師協会と日本臨床心理士会が協力し、セーブ・ザ・チルドレンのHPに
「子どもと戦争について話すときの5つのポイント」が紹介されています。
https://www.savechildren.or.jp/scjcms/sc_activity.php?d=3849
また、HPでは子供への対応について紹介されていますが、
対象を大人に置き換えて読み解くこともできます。
・相手が何を考え、何を見聞きしたのかに耳を傾ける時間をもつ
・相手が知っていることや感じていることを話したり、質問したりする時間を作る
・話をするときは(自分が)落ち着くこと
・相手が批判されたと感じるようなコミュニケーションは控える
・相手が(自分の)心配を否定されたと感じるようなコミュニケーションは控える
・率直に話す機会をもつことは安心感や安全感を生み出す
相手と対等で、誠実に相手を尊重する姿勢をもってコミュニケーションをとるのは、
アサーションに通じる部分がありますね。
そんなことを知っておくと、声掛けをするハードルは少し下がるかもしれません。
サポーティブに関わることは、特別難しいことではないのです。
不安が大きくなる状況だからこそ、お互いの不安に耳を傾け、
少しでも心の安寧を図りましょう。
(一番簡単なストレスケアの「呼吸法」で身体にも働きかけましょう)
明日(5/7)の土曜日もPintoは開所しております。
見学をご希望される方は遠慮なくご連絡ください!
お待ちしております!
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