マインドフルネスについて
心理教育プログラムでは、いろいろなストレスケアの方法を紹介していますが、
その中のひとつ「マインドフルネス」をとりあげたいと思います。
マインドフルネスとは、どのような姿勢で生きていくかという生き方のスタンスを指します。
「今この瞬間の体験に注意を向け、評価をせず、とらわれのない状態で観ること」が、
マインドフルネスな状態となります。
身体や認知(考え方、受けとめ方)に働きかけるストレスケアとは異なるので、
「観察する」「ありのままを感じる」だけでよいのか、と戸惑う方もいらっしゃいますが、
何回か繰り返していくと、気持ちが落ち着くことを実感できます。
Pintoでは「食べる瞑想」「呼吸瞑想」をプログラムの中で行っています。
昨日(5/18)にPintoのtwitterでもご紹介しましたが、
受講された方には「飴ちゃん(にじいろのアメ)を食べる」という行為から、
マインドフルネスを体験していただきました。
仮に、あなたが初めて日本を訪れた外国の旅行者だとします。
初めて見る食べ物は五感をフル稼働して、安全に食べられるものか確認してから、
恐る恐る口へ運ぶのではないでしょうか。
どんなにおいがするのか、硬さはどのくらいか、どんな味に近いのか・・・
たくさんの情報を得ようとすると思います。
そんな一連の行為も、マインドフルネスな状態となります。
「この瞬間の体験に注意を向ける」という行為は特別なことではなく、
普段の生活の中でも行なえることに、気が付いてもらえると思います。
プログラムでは脳科学の話なども交えながら、わかりやすくご紹介します。
気に入ってもらえたら、ぜひ日常生活で実践を続けてみてほしいです。
明後日(5/21)の土曜日もPintoは開所しております。
見学をご希望される方は遠慮なくご連絡ください!
お待ちしております!
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