知っているようで意外と知らない「定義」の話📸

 皆さんこんにちは!

暑さ、湿気、雨…苦手が一度に押し寄せてくる日は滅入ってしまうスタッフK(作業療法士)です。

いかがお過ごしでしょうか?


最近、私たち作業療法士にとって重要なニュースがありました。

それは、「作業療法の定義が世界作業療法士連盟により改訂されたこと」です。

前回の改訂は2012年でした。そこから13年を経て、2025年版では以下のように定義されました。

作業療法は、
人々の健康と幸福を促進するために、人々ができるようになりたいこと、できる必要があること、できることが期待されている意味ある作業への参加を支援する。

(和訳:日本作業療法士協会 2025)

定義が変わるということは、背景に歴史的な動きがあったことやその職務にあたる人々が一度あり方を考えるタイミングと言えることと思います。

ところで、作業療法だけでなく、時代や文化、技術の変化に伴い、その時に合った形に定義を変えているものは身近にも意外と多いことをご存じでしょうか?

例えば“チョコレート”の定義です。

集中力を高めるお供としても優秀な、普段何気なく口にしているチョコレートですが、カカオ・乳・脂肪などの割合等から6種類に分かれているのです。

さらに、いわゆるお菓子たちなど“チョコレート加工品”の中にも分類があるという、奥深い仕組みを持っています。

明治製菓によると、日本のチョコレート類は全国チョコレート業公正取引協議会が運用する「チョコレート類の表示に関する公正競争規約」により定義が定められています。そして、これらの定義は公正な事業が行われるために定められた背景があります。


さて、普段、自分自身の信条や経験から「これが正しい」と確信したくなることもあるでしょう。しかし、一度視野を広げてみると、自身の周り、世間や歴史の動きから考えが少し変わることや場面に応じた形に解すこともありますよね。思っている定義と社会的に定められた定義が違う!と感じることもあるかもしれません。

作業療法の定義が変化した今、私は、自分自身とその周辺を眺め考える機会を得たように感じました。

Pintoには、様々な経験や考え、自身の在り方を持つ利用者様やスタッフがおります。尊重しあい、日々を過ごせたらいいなと感じます。専門職による関わりが、そのような姿を叶えるためのひとつの手がかりとなれるよう努力をしていきたいと思うこの頃です。


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