エゴグラムをやってみよう

 

今回は心理教育プログラムで行っているエゴグラムについて紹介します。


エゴグラムは、精神科医のエリック・バーンが考案した性格分析手法で、

現在でも使われることが多く、人気の高い検査と言えるでしょう。

エゴグラムは、私たちの心を5つの自我状態に分類し、

グラフ化することでその人の性格のクセを捉えます。

 

Critical Parent(CP) : 批判的な親。他人に厳しく指導する。

Nurturing Parent(NP) : 養護的な親。他人を慈しむ。

Adult(A) : 大人。社会人として物事を客観的にとらえ論理的に行動する。

Free Child(FC) : 自由奔放な子供。自己主張し、自己表現を進めていく。

Adapted Child(AC) : 順応した子供。言いつけを守ったり、周りに合わせようとする。

 

グラフの構成から、心のエネルギーのバランスを見ることが出来ます。

(東大式エゴグラム、自己成長型エゴグラムなど数種類のエゴグラムがあります)

 

得点が高ければ良い、低ければ悪いという検査が一般的だと思いますが、

得点が高くても低くても、長所と短所を見つめていくところがエゴグラムの特徴です。

大切なことは現在の自分の性格の傾向(クセ)を把握し、

長所を活かす方法、短所を補う方法を作りだしていくことです。

 

時間の経過や精神状態により結果が変わるのも面白いです。

環境が変わったときに行ってみると、以前と結果が変わっているかもしれませんね。

ちなみに現在の私は「CP低位型」で「おおらかで細かいことは気にしない」タイプでした。

 

Pintoの心理教育プログラムでは、結果をもとに特徴や注意点などをお伝えしています。

無料で行えるサイトもありますので、興味のある方は調べてみてください。

また、少しずつプログラムの内容や様子をお伝えできればと思います。

 

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