睡眠改善プログラムを行いました!②

先週から2回シリーズで行った「睡眠改善プログラム」

今週火曜にその第2弾、「良質な睡眠は運動から!運動習慣を見直してみよう!」というタイトルで運動編を実施しました。



先週のプログラム「心身の健康は睡眠から!睡眠習慣を見直してみよう!」については前回のブログをご覧ください。

https://pinto-nagareyama.blogspot.com/2020/11/blog-post_24.html


前回の公認心理師による基礎知識編で掲げた、睡眠習慣を変えるための6つの作戦

 

・寝床にしがみつかない

・睡眠効率をアップさせる

・リラックス状態を作る

・睡眠圧を高めるために体を動かす

・寝る前に考え事をしない

・同じ時刻に起床する


これらのうち、

・睡眠圧を高めるために体を動かす

・リラックス状態を作る


この2つについて、作業療法士と一緒に、具体的にどんなことをどれくらいやれば良いのか、生活に組み込むにはどうしたら良いか、という視点で掘り下げていきました。


まず、睡眠圧を高めるために体を動かすこと(身体活動)について、1日の中で推奨される身体活動量や運動の種類と強度などについて確認をしました。


それから、皆さんに日頃行っている身体活動や運動について挙げていただき、お互いの違いや共通点を知った上で、すぐにやれそうな身体活動や運動の機会を挙げていただきました。いわゆるアクションプランですね。

エレベーターやエスカレーターを使わず階段を使う、というアイデアがとても皆さんの共感を生み、アクションプランに盛り込まれていたのが印象的でした。身近なところの一工夫で運動の機会は増やせるんですね。



次に、寝る前にリラックス状態を作るために、筋弛緩法とストレッチの紹介がありました。
これらのリラックス方法を実践するには、まず呼吸が大切で、呼吸と交感神経、副交感神経の関わりついて、実際に脈拍の変化を感じ、その切り替わりを実感していきました。

結論から言うと、リラックスするためには呼吸の中でも息を吐くこと(呼気)がより重要です。

この息を吐くことに意識を向けながら、寝床で行える筋弛緩法を3種類、ストレッチを1種類行いました。

この日は座学中心のプログラムでしたので、次回の体力向上プログラムで筋弛緩法、ストレッチの実践編も行う予定です。

このようにPintoでは、日々の困りごとや課題に対して、専門職と利用者の皆様とのコラボレーションで解決を目指していきます。また何か課題が見えれば、それを解決する方法を生み出していきます。

こういったプログラムも今後少しずつ増えていきますので、またブログでもご紹介できればと思いますのでお楽しみに♪

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