睡眠改善プログラムを行いました!①

 

Pintoでは週に一度の定期面談において、一週間の睡眠状態を記入した「睡眠日誌」を確認しています。

眠れない日が続いていないか、睡眠のリズムがとれているか、日中の昼寝が増えていないかなど、自分の睡眠状態を客観的に見ることができます。

 

あまり心身の調子がよくないときは、思うように眠れていないことが多いようです。

そういった状態が長引かないために、主治医と早めに話し合うことが必要ですが、Pintoでもサポートすることが出来ないかと考え、今年の秋に睡眠改善プログラムを立ち上げました。

 

睡眠障害(入眠困難、中途覚醒、早朝覚醒)の治療は、主治医による服薬治療をベースとしつつ、睡眠リズムを整え、睡眠で疲労回復が行えるよう、具体的な方法をまとめてみました。

短期目標は入眠困難を少しでも和らげること、具体的には体内時計を把握し、睡眠圧を上げた状態で睡眠に入れるようになることとし、長期目標は現状の睡眠リズムを改善することとしています。

 

先週11/17に基礎知識編として「心身の健康は睡眠から!睡眠習慣を見直してみよう!」のタイトルで、公認心理師が講義を行いました。


睡眠負債がたまっていたり、大きなソーシャルジェットラグが起きていないかの確認や、眠気には睡眠圧や体内時計が関係していることを紹介しました。

また、自分の睡眠が朝型、夜型のどちらのタイプなのかの確認方法や、飲み物に含まれるカフェインの量など、普段はあまり気にしないような細かな内容についても、知る機会となりました。

クイズから、自分の睡眠に関する知識が誤っていたことに気づいた方もいらっしゃったようです。

 

睡眠不足になると食欲に関係するホルモンが変化し、食欲が増してしまう(食欲を抑えきれなくなる)ことも紹介されました。

高血圧や糖尿病(2型糖尿病)は睡眠不足と関連のある疾患と言われています。

たかが睡眠不足、されど・・・ですね。睡眠不足を甘くみてはいけません。

 

そして、Pintoでは睡眠習慣を変えるための6つの作戦を掲げて取り組むことになりました。

 

・寝床にしがみつかない

・睡眠効率をアップさせる

・リラックス状態を作る

・睡眠圧を高めるために体を動かす

・寝る前に考え事をしない

・同じ時刻に起床する


副交感神経の働きを優位にして、リラックス状態を作ったり、寝る前や夜中に目覚めたときに行う簡単な体操(筋弛緩法)は、11/24の講義(運動編)で紹介します。

どのような運動をどのくらい行えばよいか、専門家(作業療法士)から具体的な話を聞くことができるのも、Pintoだからこそ行えるプログラムです。

 

また、少しずつプログラムの内容や様子をお伝えできればと思います。

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