心理教育プログラムについて
今回はプログラムの概要について、お伝えしたいと思います。
心理教育プログラムは、毎週木曜日の1・2コマ目に実施しています。
「心理教育」と聞いて「難しそうだな」と思われるかもしれませんが、講義の途中で質問することができますし、ゆっくりじっくり説明を行うので、安心して参加してもらえたらと思います。
講義だけではなく、セルフチェックやワークを取り入れているので、いま現在の心身の状態に気づけることも大きな特徴です。自分自身の傾向や対策を知ることによって、どんなことが問題となっていたのか、これからどのように対応すればよいのかを実践的に学ぶことができます。
学んだ知識を将来的に就労先で活かすことはもちろん、日常生活の中で行えるようになることが目標となります。例えば、ストレスについて学んだあと、ストレッサーやストレス反応に気がつき、自ら積極的にストレスマネジメントを行えるようになって欲しいと考えています。そういったスキルが定着するよう、プログラムに工夫を施しています。
誰にでも強みと弱みがあると思います。それらを理解し、強み弱みを活かした行動ができるようになると、ストレスも緩和されますし、自分自身に自信が持てる場面が増えてくるでしょう。心理教育プログラムを受講する前よりも、心持ちが少し楽になることを目指していきたいです。
なお、心理教育プログラムは公認心理師と精神保健福祉士の有資格者が担当しています。
心理教育プログラムの一例をご紹介しますね。
・ストレスと上手く付き合えるようになろう!
・心のエネルギーの出方を知ろう:エゴグラム
・アサーションを覚えよう
・アンガーマネジメントを身に付けよう
・マインドフルネスを生活に取り入れてみよう
・認知行動療法を練習してみよう
・SSTプログラム(発達障害への理解を深める)
・SSTプログラム(感情のコントロール:怒り、不安)
・SSTプログラム(上手に頼む、断る)
・SSTプログラム(自分の特徴を伝える:自分のトリセツを作成する)
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また、少しずつプログラムの内容や様子をお伝えできればと思います。
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